人は老化する
アンチエイジングは人体の老化の進行を遅めます。
人は産まれてから成長を続け、やがて老化して寿命を迎えます。 この老化という現象はどうして起こるのでしょうか。 人体を鉄に例えるなら老化とは体が錆び付いていくことになります。 あなたもその友達もそのまた友達も、肺呼吸をするたびに活性酸素を体内で作り 出すことになるのですがこれが老化の原因になるのです。 もしも肺呼吸ではなくエラ呼吸をする知り合いがいたらどうなるか、そんな人間を 私は知らないので正しい解答はわかりませんが、酸素を体内に取り込むので 活性酸素が発生するのではないかと予想します。 この活性酸素が老化の原因となる物質で、身体を錆びさせるようなイメージです。 人体は金属ではありませんし本当に錆びることはありませんが、お肌がピチピチ でなくなったりツヤツヤでなくなっているのは活性酸素のせいなのです。 なのでアンチエイジングではこの物質を抑制するのが効果的と言えます。 日常生活を送るだけでも発生するので完璧に押さえ込むことはできませんし、 そんな手法があるのなら不老不死が現実味を帯びてくるので大発見になりますが、 それでも発生させにくいような生活を送ることは難しくはありません。 ストレスを感じたりお酒を飲みすぎると活性酸素が発生しやすい、つまり老化 しやすいと言われており、これを実感できるようになるのは３０代後半から４０代 にかけて体力が衰えてくる頃でしょうか。 活性酸素を除去してくれる物質に抗酸化酵素というのがあり、肉体が若いうちは このおかげで老化を食い止めてくれるのですが４０代にもなると抗酸化酵素が 体内で生成される量が減少し、活性酸素が活発になるのです。 ふたつの物質のバランスが取れている間は老化もそんなに感じることなく元気に 生きることができますが、抗酸化酵素が足りなくなってきたらお肌にシワが目立ち 始めたり疲れやすくなってきたり、薄毛で悩むようになります。 １０代や２０代の全盛期は老化を気にすることもなく溌剌に運動したり趣味に 没頭できますが、４０代にもなると身体のあちこちが傷んできます。 高校生くらいの年齢なら１００メートルを全力疾走することは簡単で毎日何十回 でも繰り返すことはできますが、３０代になるとスポーツクラブで身体を鍛えて いる人や特別な訓練を受けている人でなければ、５０メートルを全力疾走するだけ でバテバテになってしまうでしょう。 しかも速度は１０代の青年よりはるかに劣り、競争をしても勝率は１割未満と 惨敗することになりそうです。 こうした運動能力の低下も老化の影響で、活性酸素が増加して体のあちこちが 錆びていくことは逃れられない運命なのです。 鉄製品に寿命があるように人間にも寿命があり、次第に１００％の能力を発揮 することが難しい肉体になっていくのです。 それを少しでも食い止めよう、肉体の老化の速度をスローにしようというのが アンチエイジングで、機能的なことだけでなく見た目も若々しいままでいられる ようになるため、多くの女性が気にする分野となっています。 専門家ならお肌を見ただけでその人の年齢をある程度予想することが出来るので、 いつまでも美しいお肌を保ちたいというのが女性の本音でしょう。 いくつになってもキレイでいたい、そう望む熟女は大勢います。 そこでアンチエイジングを実践し、みずみずしい素肌をキープして幾つになっても 水着を着られるような肉体でいようとするのです。 お肌がキレイなら実年齢よりも若く見られますし、シワもない美肌ならたとえ６０歳 になってもビーチでビキニを着て闊歩することができそうです。 もちろんアンチエイジングのおかげで肉体も若々しく、ダイナマイトのような ボディーで視線も釘付けですし泳ぎも力強いでしょう。 そんな姿に憧れて老化防止のアンチエイジングを実践する女性が多いのです。