アンチエイジングを妨げる行為

エアコンと睡眠

これは夏限定で冬はあまりやらない老化を促進する行為です。

寒暖差の激しい地域で多そうなことですが、夜エアコンを付けっぱなしで睡眠を 続けると老化が進むそうです。 あまり暑いと寝付くことができないのでエアコンを入れるのは正しい判断です。 寝苦しくていつまでたっても深い眠りを得られなかったら、悶えている時間の分 だけ睡眠時間を削られてしまい翌日は寝不足で目がしょぼしょぼするでしょう。 目を閉じたら素早く眠り、たっぷりと身体を休めることが一番です。 健康のため、美容のためとエアコン無しで寝苦しい夜を耐えることは翌日に睡眠 不足で辛い思いをするのであまりお勧めしません。 朝目覚めても頭がスッキリせずにボーッとして階段で転んで怪我をするかもしれず、 最悪の場合骨折することも考えられます。 自動車通勤をする人だと赤信号に気付かずに交差点に進入してしまい交通事故を 起してしまったり、青信号に変わったことを見逃して後続車にクラクションを 鳴らされてしまったり、信号のない直線コースなのにガードレールに車体を擦って 涙目になったり、睡眠不足で集中力が欠けているせいで不幸なアクシデントが 発生するかもしれないのです。 自動車に乗らずにバスや電車で通勤する人だって同じようなトラブルを起して しまう危険がないとは言えません。 時間に間に合わずに乗り遅れて遅刻する程度で済めばいいのですが、駅のホーム で頭がフラフラして線路に転落してしまうことだってありますし、乗車する電車 を間違えて目的地とは逆方向へ向かってしまったり、電車の中で運良く座れたら そのまま眠ってしまい意識が戻ったら自分がどこにいるのかわからない、なんて 事態になることもありそうです。 引き返そうと電車を乗り換えたらまた座席があいていたの座ったら眠ってしまい、 目が覚めたらスタート地点に戻っていた、なんて笑い話もあるでしょう。 そんなミスをしないためにも睡眠時間を失ってまでエアコンを我慢する必要は 全くないのですが、快適な睡眠を得られてからも一晩中涼しい環境を維持しようと いうのはちょっと問題があるのです。 温度設定を23度以下にしてまぶたを閉じて深い眠りにつくと、深夜になると 冷えすぎて体にあまり良くないのです。 睡眠開始してしばらくの間、丑三つ時くらいまではちょうどよさそうですがもう 数時間が経過すると快適を通り越して冷えすぎになります。 そうなると体温も下がってしまい血行が悪くなるので、美容にも良くありませんし 老化の原因にもなってしまいます。 血行が芳しくない時間を多く過ごすと代謝機能も低下しますので、美肌とは程遠い 不健康そうなお肌になってしまうでしょう。 肩も凝りやすくなりますしアンチエイジングとは真逆の効果を手にすることに なりそうなので、どんなに寝苦しい夜でも必要以上に長時間温度を下げて寝るのは 禁止と覚えておくべきです。 温度設定を27度ほどにしておけば体が冷えすぎる心配もありませんので、低温 すぎないこれ位の設定で夜中は過ごすようにして下さい。 それでもどうにも寝付けなかったら、タイマー機能を使用する方法もあります。 気温が暑くて辛いのは深い眠りに入るまで、そしてそれから数時間の間だけなので その時間帯をやり過ごした頃合を見計らってタイマーで冷房を終了させるように あらかじめ調整するのです。 具体的な時刻で言うと深夜の3時から4時、この頃にはずいぶんと涼しくなって いるはずなのでエアコン無しでも暑さで目を覚ます心配もないでしょう。 言わせてもらうとそこから目覚まし時計が鳴るまでの間の数時間は、エアコン なんか必要ないので電気代の無駄です。 美容に悪いうえにお金がかかる深夜のエアコンは省いてしまいましょう。